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Claude Code × Laravel Boost:MCPでLaravel開発を一段ギア上げ(Docker対応)


  1. AI
  2. Claude Code × Laravel Boost:MCPでLaravel開発を一段ギア上げ(Docker対応)

ClaudeCodeに「Laravelらしい」コードを書かせるには、アプリの中身(PHP/Laravelのバージョン、DB、スキーマ、ルート、直近のエラー…)にたどり着けないと厳しい。
Laravel Boostはそこを丸ごと提供する Laravel向けMCPサーバ。AIはTinkerを叩き、DBやログを覗き、ルーティングを確認しながらタスクを進められる。
実際作業する際には、何度かClaudeCodeがリトライして頑張ってる姿を見かけるけど、このLaravelBoostを使えば、ClaudeCodeが手順短縮できて、トークンの利用が少し抑えられるかも。

セットアップ

パッケージ導入

composer require laravel/boost --dev
php artisan boost:install
  • composerで本体をInstall
  • MCP サーバーとコーディング ガイドラインをインストール

artisanコマンド打つとこんな感じの画面になります。

Claude CodeにMCPサーバを登録

なんかしなくてもClaudeCodeを起動してから

/mcp

した時に

こうなってれば利用可能です。

dockerのPHPを利用してる場合

この場合は別途登録が必要になります。

claude mcp add --scope project laravel-boost -- docker compose exec -T php(コンテナ名) php artisan boost:mcp
  • –scope project は –scope global にもできます。プロジェクト横断したい場合globalが便利かも
  • –scope project laravel-boostとしてますが、このlaravel-boostは任意の名前でも大丈夫です。

.mcp.jsonファイルが書き換わる

{
    "mcpServers": {
        "laravel-boost": {
            "command": "php",
            "args": ["./artisan", "boost:mcp"]
        }
    }
}

デフォルトがこうなので、laravel-boostにしてました。
で、先程のコマンドを実行すると

{
    "mcpServers": {
        "laravel-boost": {
            "command": "docker",
            "args": [
                "compose",
                "exec",
                "-T",
                "php",
                "php",
                "artisan",
                "boost:mcp"
            ]
        }
    }
}

このように書き換わり、mcpサーバーと接続ができるようになります。コンテナ名は自分のプロジェクトに合わせてくださいね。

設定を確認したあと、ClaudeCodeを起動したら、/mcp これで接続OKになるはず。

参考にLaravelBoostのリポジトリのリンク貼っておきます。(https://github.com/laravel/boost

実験

せっかく導入したので、試しにClaudeCodeにこんな質問をしてみます。

MCPツールでテーブル一覧を出して

って回答がClaudeCodeから貰えました。


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