ちょっと前にキューにためられる機能ができたーみたいな記事をCodex CLI v0.24.0の記事で書きましたが、再び注目したい機能が実装されたので更新します。
VS Codeの拡張機能で、履歴を見て再開とかができるようになってたので、そのうちCodex CLIにも実装されるかなと思ってましたが、本日実装されたみたいです。はやい。
Codex CLIでresume機能を使う
とはいえ、ClaudeCodeみたいにTUI上でまだ使うことができません。利用する場合は、--resume
コマンドをつけて起動します。
codex --resume
これでenterを押すと、履歴が確認できます。

人間味あふれる履歴ですが、こんな感じで履歴が出てくるので、再開したい履歴を選んで、enter
を押せば選択した履歴の続きから再開されます。
公式は確認してませんが、別のプロジェクトの履歴もここに表示されてるのでプロジェクトは横断するみたいですね。
前回の続きから再開する場合
resume
以外にも continue
という機能も実装されていて、
codex --cotinue
コマンドを実行すると、前回の続きから再開されます。

ほんとに機能してるか調べましたが問題なく機能しているようでした。ちなみにこの機能はlocalからSessionデータを復元しているようです。
cd ~/.codex/sessions/
プロジェクトの.env自動読み込み廃止
プロジェクトの.env
の読み込みをやめたみたいです。
理由としては、任意のプロジェクトの.env
にOPEN_API_KEYが書いてあると取得して、認証情報が混乱するからっぽい。
他にも、他のCodex CLIに関係のあるパラメータを読み込むと設定値が書き換わることがあったみたいです。
👉️ https://github.com/openai/codex/issues/2341
なので、他の方法で.envの情報を渡す場合は渡す必要があるみたいです。
ReleaseNoteのURLも貼っておきます!👉️ https://github.com/openai/codex/releases/tag/rust-v0.30.0
おわりに
Codex CLIがどんどん進化していきますね…。この変化にびびらずついていきたいと思います!
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履歴を参照するにはどうすればいいの
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codex --resume
で参照できます
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session情報はどこに保存されてるの?
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~/.codex/sessions/
にあります
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.env自動読み込みが廃止になって困ることは?
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.envを自動読込する前提でCodexを運用してると、少し違和感がでるくらいです。必要な環境情報は、
agent.md
やshell
に登録しておけば問題なさそう。
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