エンジニア独立の為の顧客開拓と、これからやりたいこと

プログラマーが事業をどう存続させるのか。事業主にとって尽きない課題ですが、それについて考察したいと考えました。どうせ整理するならブログでも書いてみるかというモチベーションで書き始めます。

簡単に自分のキャリアを紹介すると、営業⇒Web制作会社⇒システム会社という流れで、大中小の案件を一通り経験しています。

億を超える大型案件は、政治に振り回されたり、意見を聞き入れてもらいにくい上に負荷が物凄いので大型案件は自分には合わなかったと感じています。これについては、自分がババ引いただけの可能性もあります。全ての現場がそうだと思っていません。

プロジェクト総費用数千万の案件や500万未満の案件であれば、負荷が高いのは役割上大型案件以上でしたが、仕様決定する人が自分だったり、主要人物とのコミュニケーションがスムーズだったので、自分は頑張れているという気持ちがモチベーションになりましたし、地位と名誉が付きました。地位と名誉は退職とともに失われましたが、自信だけは今も残っています。

というわけで、この経験の中で上手く行ったこと、独立した今やっていきたいことを書いて行きたいと思います。事業を任されたけど何やっていいか分からないとか、独立したけどここからどうすればいいのとか、悩んでいる人に向けて記事を書いています。

【顧客開拓】就職したいと思う会社に営業作戦

前職で請負案件やっていいよと任された時、あれこれ考えた結果、結局超原始的な作戦を実行しました。

チームに自分が1人で予算が自分の人件費と社内の設備しかない場合、簡単に実行し易い物を選ぶのが自分には合っていました。

やり方は簡単。求職者の気持ちでGoogleで検索をして、電話番号を控えてエクセルに貯める。100件溜まったら架電開始という流れでやっていました。自分では、大体100件やって、商談10件程度、機会があれば商談が30件、受注が3件でした。

このリストは更新する必要はありませんでした。なので、有効なのではないかと思っています。リストを更新する必要がなかった理由とともに、自分がやった顧客開拓方法の続きを書きます。

【顧客開拓】請け負った仕事を100点取る気持ちでやる

当たり前のことですが、いちばん大切だと思いました。

地方都市ということもあるのかも知れませんが、 1度成功させたお客さんは、またリピートする、もしくは、紹介して貰えるということ。

実際に、自分は最初100件のリストを作りましたが、そのリストを更新せずとも、同じお客さんから仕事を貰い続けることができました。

自分の中での100点取る為に何を大事にしていたのかというと、背景を把握することを大事にしていました。何故その依頼があるのかという背景を理解できれば、要求だけでは足りないことを提案できたり、
製品のユーザ満足度を向上させられるような工夫ができたり、運用まで考えた設計ができるからです。

ただ、背景を理解する時に、お客さんに動いてもらわないといけない場合がでてきたり、お客さんの作業を増やしてしまったりすることもあるので、まず理解することが大変な場合があることと、理解した後に要求を叶える為に労力がかかったりするので、折衝の際のプレッシャーをに勝つために100点取りたいと思う気持ちが大事だと思っています。

こう活動した結果、目標の売上を3期連続で達成し、1人だけだったチームは、最終的に5人に増やすことができました。今でも自分が作った請負チームは社内に存在しています。

【やっていきたいこと】お客さんが100点だと思うものを購入してもらう

お客さんと共同作業で、お客さん史上最高の逸品を作るというのは、とてもやりがいのある仕事です。ただ、自分の時間を大きく消費します。

独立した今、事業主の時間を使い続けると次の手が打てません。じゃあどうしたらいいんだろうと考え続けた結果、製品や事業を作る必要性を感ています。

【短期】今までのノウハウを集約したソフトウェアを作ること

お客さんとの共同作業の中で得た、知見、経験をソフトウェアに詰め込むこと。作成するソフトウェアは人によって経験が違うので様々だと思います。

ソフトウェアを作るにあたってモチベーションとするのは、自分がプロモーションすることのできる製品を持つ権利を得ることです。

  • 自分が大切に生み出したした商品の紹介であれば、どのライターが書いたPR文章よりも魅力的に製品の紹介ができます
  • 豊富なWebの知識や経験を活かした、自分なりの広告展開ができます

【長期】自分が始めた事業をシステム化すること

とはいえ、請負をやらずに自分の製品作っててもいつかお金がなくなるので、生活費は請負で稼いで、システム構築以外の事業を始めて、それをシステム化することをやっていきたいです。もう少しだけ具体的に言えば、家の近くに箱を作り、その箱を完全自動で運用し、例外ケースはすぐに行って対応するみたいな事業システムを作りたいと思っています。

個人事業主の皆様、一緒に、いい夢をみましょ。

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