Webエンジニアがフリーで案件獲得するまで

辞めた直後は、何かにつけて消極的でしたが、時間が経つにつれて、徐々にいろんなものに対してポジティブで居られるようになってきました。人材管理とか社内政治とか嫌いな自分が、納得の行くところまで社会人としてやれたので、今後は事業主として、頑張っていきたいと思っています。

最近エンジニアになりたいという声が多いと思っていて、そのなりたいエンジニア像が比較的自由に働けて、高収入で、クリエイティビティが活きるというところなので、クラウドサービスを80時間くらいでリモート勤務、稼働時間は自分の好き減算控除なし加算控除ありでできるという条件で仕事している自分の経験も需要あるかもしれないので、ここまでに何が必要だったかを書いて行きたいと思います。

人と沢山会う経験をしていると良い

交流会に行ったり、近所の飲み屋に行ったりとかして、知らない人と沢山話す経験をしていると、折衝の場での話し合いが円滑に行きやすいです。仕事だけの話になると場がギクシャクしがちですが、合間合間に冗談挟みながら話せると円滑に仕事の話ができるので、良い条件が引き出せたり、厳しい条件に折り合いがつけやすくなります。

就職してしまうのが良い

エンジニアになりたいのであれば、エンジニアとしてのスキルを身に着けるのが必要不可欠です。

その場合、なりたい職種になってしまうのが早い。若さは代えがたい競合優位性です。新卒、第二新卒くらいの年代なら、技術力があまりなくてもキャラクターとポテンシャルで採用されることも珍しくありません。

キャラクターを面白いと思って貰えたり、ポテンシャルを感じて貰うためにも、「人と沢山ある経験 」 は重要です。

完全合理主義の会社は増えましたが、そうじゃない会社も沢山あります。小さい会社ほど、合理的にならざるを得ませんが、比較的余裕のある会社はそうでないところも多く、エンジニアは不足気味なので、ITやっている会社に転職・就職してしまうのが良いでしょう。

前職は400以上500人未満の会社規模でしたが、技術力よりも人間性に重きを置いて採用していました。スキルだけでなく人間性を評価してくれる会社もあります。

ただ、自分が納得して入った会社でないと経験上すぐに辞めてしまうので、面接ではしっかりと聞くべきところを聞きましょう。

こういう時にキャリアについて無料で相談できるプロのエージェントに相談するのがおススメです。JAICなら優良案件が多く、定着率も91%と高いので、入りたい会社が明確でない場合、就職、転職活動が自分でやるよりもいい結果になるのでおススメです。自分の場合は、職歴が荒れていて、エージェントからいつも渋い顔されてましたが、職歴がキレイな皆さんならきっと力になってくれます。

フリーター就職・既卒就職なら【JAIC(ジェイック)】

職歴がキレイじゃない場合や、チャレンジするタイミングが第二新卒くらいの年代よりも後の場合だと、実績が必要になります。ITに紐づく実績があれば理想ですが、無い場合は企業から即戦力だと思われる良質なポートフォリオの作成が必要になってきます。リアルのスクールに行けば、人脈と技術がある程度手に入ります。ただ、スクールでやる内容は、本気でエンジニア就職考えている人からすると物足りない可能性が大いにあるので、個人的にはドットインストールやProgate等と併用して、自分で考えて何かサービスを作成してみることをお勧めします。

それでも、作業中に躓くことが多くなると思いますので、質問できる人が居ると良いと思います。こういう時に、分からない部分だけ質問できるようなタイプのスクールがおススメです。TechAcademyなら週に2回のマンツーマンレッスンが受けられたり、毎日チャットで質問ができます。

憧れや仮想敵を持つ

自分の場合は、就職した後に仕事に行き詰っていたところに、同じような人が現状打開しようとブログ書いていて、そのブログ書いてた人が日々技術力を上げていきサービスを作るのを目の当たりにしました。

積み重ねで本当に技術力が付くのなら自分もやりたい。そして嫌な上司をギャフンと言わせたいと思い、毎日毎日終業後に家で勉強、早起きして勉強を半年くらい続けました。

結果的に、技術力を身に着ける事ができましたが、上司がギャフンということもなく、周りの評価は変わりませんでした。

しかし、社会の評価は大きく変わり、面接ではよく質問され、転職エージェントは喜んで仕事の紹介をしてくれるようになりました。結局職安で探した小さい会社に就職をしましたが、それまで褒められたことなかった仕事ぶりを「なんでもできるね」と褒めて貰えたりしました。

一度ついたイメージを払拭するのは容易ではなく、仮にできるようになったとして前向きな提案をしても生意気扱いされるので、悪いイメージがついてしまって、大したことない会社なら転職してしまうのが良いと思います。

最前線で仕事をする

小規模ソフトウェアハウスでエンジニア経験を積んだのち、中堅Sierに入社し、現場作業から自社に戻り営業からテストまで関わり、自分一人から売り上げを立ててチームを組織することができました。

社内請負で収益化をして、収益の柱を増やしたい、そして、新人に技術者主導でシステムができていく様子を最前線に一緒に立ちながら示したい思いを会社に告げた結果、挑戦をさせてくれたのです。

結果、いくつもの案件が受注出来ました。ひどい炎上プロジェクトも沢山ありましたが、技術者需要の大きさと、作業範囲や要件決定の重要さ、技術以外の能力の必要性やメンバーには適性があることを知ることができ、沢山良い経験をすることができました。

自発的に声を上げるまでは、契約、要件決定部分は自分の仕事ではないと思っていた部分がありましたが、ここを経験することで、自分は会社に属さなくても生きていけるという確信を得ることができました。

なので、契約や要件決定は自分のITキャリアの中で敬遠してましたが、チャレンジできるなら積極的にチャレンジしていった方が良いと思います。出世するにせよ独立するにせよ、会社の最前に身を置き、顧客と一緒にメンバーと一緒に要求を叶えていくというのは、とてもいい経験になります。さらに、最前線に身をおき頼るものが無いなかで仕事をやり遂げる経験が自信にもなるので、積極的に行きましょう。

やることがないなら会社を辞める

もう正直自分は一切プロジェクト介入しなくてもチームが進んで行くんだなと思った頃に、社会人を卒業しようと思いました。

やり始めは月240時間~300時間という割かしブラックな環境も、会社や顧客に折衝することで、160時間くらいに収まる月も増えてきて、多くても180時間と良い会社になり、社内に人も増えてきて移転の話も決まり、移転前月に様々な要因でモチベーションの維持ができずに退職しました。

必要なだけお金を稼ぎ自分の家族や余暇に時間を使ってのんびり生きたいという「後ろ向きな目標」を持って家でブログ始めてちょっと経ったある日のこと、前職のお客さんから声がかかりました。

「暇してるんなら、一緒に仕事したいからストレスの無い条件でサービス立ち上げに参加してくれよ。」

遠慮なく自分が望む条件で契約書持っていったら二つ返事でOKしてくれました。現在は家から出ずにお昼過ぎに仕事を終えてます。面着の成果報告は月に1回くらいで、あとは仕事の終わりに3行くらいの日報書いて終わりです。

フリーの案件獲得したあとの目標

今のプロジェクトは、あまりストレスもたまらず、生活にゆとりを持ってやっています。こちらが契約の解消を申し出ない限り、サービス稼働しても続いて行くと思います。

ただ、他人のプロジェクトに数時間フルコミットしている状態を今後解消していきたいと思っています。

いつかは自分のプロジェクトで人を幸せにしてお金を稼ぎたいので今は半分半分くらいでやっています。最も、もう一方はリリースしても稼げるか分かりませんが頑張ります。

フリーになりたい人、エンジニアになりたい人、エンジニアが実際はどんなのか見てみたい人、このブログ読んでる人は色々あると思いますが、エンジニアで好条件の仕事を取っていくために必要な事は今の場合に最適な決断を勇気持ってやっていくことだと思います。

道を示すというモチベーションで記事を書いてきましたが、現状迷いまくりです。正直良かったのかも良く分かりませんが、自分の時間は増えた結果、挑戦したいことにはすぐに取り組めるようになりました。

まだ道半ばですが、負けずに頑張っていきましょう…。

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