なんかサービス作りたいなあと思って昨日色々探してたんです。そしたら、ハロワが求人情報を公開する(インターフェースは自分で実装)って事で、おし、こいつで愛知県限定の求人サイトでも作っちゃるかと思ったんですけど申請期間ってものがあるらしくダメでした。でもなんかAPI使ってなんか作りたいなぁって思ってたところ、日本政府が統計情報を公開しているってハッカソンイベントかなんかのサイトで知ったので、ちょっとアカウント登録してきました。
INDEX
各府省の統計データが閲覧できる
e-Statってサイトは政府統計のポータルサイトで、各府省のホームページの各統計関係情報を掲載してるサイトで、独立行政法人センターが運用してるそうです。それがe-Stat
どうやらこのサイトがAPIの公開を始めた
2014年10月31日から本格稼動を始めたAPIです。前から実はデータ使えたのかも知れませんが、本格稼動は最近のようですね。それが政府統計の総合窓口(e-Stat)-API機能ここでAPIの使い方やどんな情報が公開されているか、また利用者登録を行う事ができますが、このAPIの開発経緯などは一切書いてないところが、開発してる人や運用してる人が技術者っぽいなって感じました成果に対して多くを語らないカッコよさを感じます。サービス産業動向調査の電話が毎月毎月かかってきてうざいなって思いましたが、こうやって情報利用させて貰えるので電話かけてた人たちには感謝です。ありがとうございます。
扱えるデータ
扱える統計データは多岐に渡ります。見てて興味があるデータは以下です。
総務省 | 国勢調査 | 日本の人口や世帯の実態 |
総務省 | 人口推計 | 各月の人口の動き(毎月1日) |
総務省 | 労働力調査 | 就業・不就業の状況(選定された4万世帯が対象) |
総務省 | 就業構造基本調査 | 全国及び地域別の就業・不就業の実態 |
総務省 | 社会生活基本調査 | 1日の生活時間の配分と過去1年間における主な活動状況 |
総務省 | サービス産業動向調査 | サービス産業全体の生産・雇用等の動向 |
総務省 | 経済センサス-基礎調査 | 国内経済状況 |
総務省 | 経済センサス-基礎調査 | 産業別の事業所数、従業者数 |
総務省 | 家計調査 | 家計の収入・支出,貯蓄・負債(選定された9千世帯) |
総務省 | 全国消費実態調査 | 家計の収入・支出,貯蓄・負債(5年毎) |
総務省 | 統計でみる都道府県・市区町村のすがた | 生活に関する地域別統計データ |
財務省 | 景気予測調査 | 経済の現状及び今後の見通しに関する基礎資料 |
国税庁 | 民間給与実態統計調査 | 年間の給与の実態を、給与階級別、事業所規模別、企業規模別等の基本資料 |
厚労省 | 毎月勤労統計調査 | 毎月勤労統計調査は、雇用、給与及び労働時間について |
経産省 | 特定サービス産業実態調査 | ブラックっぽい業種限定の産業実態調査 |
とりあえず気になったのはこれくらいですけど、他にも農業とか医療とかのデータが公開されているので、気になってる人が居たら、こちらから一覧を見ることができますよ!
仕様について
統計データはXMLかJSONで受け取ることができます。リクエストURLはhttps://api.e-stat.go.jp/rest/1.0/app/ですが、IDが無いと情報が受け取れないので、事前に利用登録をします。
情報の受け取り方
ドキュメントがあり、こちらもかなり分かりやすいんですけど、テストフォームがあるので、ここで適当にテストして、パラメータとか覚えた方が楽な気がします。もちろんIDが必要になりますので、利用者登録をしてください。
思った事
秘密保護法とかいうけど、調べようともしなかったデータをこうやって開発者向けに公開してくれてるあたり、政府も良心的じゃないかと僕は思いました。やましいことあったらデータオープンにして開発者に渡すなんて僕は出来ないと思います。